頭の上、足の下に咲く

みなさまこんにちは
鶴田です。
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お盆も終わりを迎えて
季節の移ろいを少しずつ感じます。
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今年のお盆期間は本当に忙しく、嬉しい悲鳴ではありましたが、お預かりしたワンちゃんの頭数が過去一番に多かったです。
スタッフのみんなも凄く頑張ってくれました。ありがとうー!
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そんな暑い季節ですが、老犬にとってはとても体調を崩しやすい時期で、
今年もたくさんのワンちゃんを見送ったり、飼い主様からご報告をいただきました。
毎年、夏は何頭もお見送りをしておりますが未だになれません。
多分これからも慣れることは無いと思います。
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残された時間でたくさん会いに来てくれたり、
元気だったころの写真を写真立てに入れてお持ちいただいたり、
ご自宅で見送った後に店頭へ挨拶をしに来店をされたり…
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生きた証明は人の数だけありますね。
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私がシェリーに勤めてから、
好きな物の考え方が一つあります。
それは、
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【故人を思い出すとき、空ではその人に花が降る。】
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というものです。
まぁ、何とも綺麗事だと思いますが、私はそんな綺麗事がとても好きです。
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小さい頃は、雲の上には天国があって、いつしか好きな人や動物たちにまた会いに行けると思っていました。
しかし、歳を重ねて雲の上を知ると、そこに天国なんてものは実在しません。
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夢物語と厳しい現実というやつです。
人とは都合の良いことばかり考えて、何て愚かなんでしょうか…
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それでも、天国はあると思っています。
愚かでも何でもいいです。私だって人ですし
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そうでもなければ老犬介護なんてお仕事続けてられませんよ〜だ。ばーか!ばーか!
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それに、私が見送っていく子たちは、みんな最期にありったけの幸せや願いを込めて送り出してやってます。
私がせっかく送り出してやっているのですから、その分、嫉妬をする程に、あちらでも楽しくて楽しくて仕方のないくらい、幸せになってもらわにゃ困ります。
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たくさん走って、美味しいご飯を食べて、お友だちと再会して…
生きている間、精一杯頑張ってくれたのですから、それくらいは贅沢に入らないでしょう。
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そんな日々の中に時折り花が降るのです。
私はお世話をさせてもらった子たちを忘れません。忘れたくありません。
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ですから、こうしてたまに思い出す時間を作っては、みんなに花を降らしてやるんですよ。
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世界一美しい花を降らせてしまってどーもすみませんね!
降って来た花を見てちょっとは寂しくなれば良いのに。
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私が将来、天国へ行けるのなら、降る花は一輪も無くて良いです。
きっと会いたくなっちゃうでしょうし、その方が美しいと思うからです。
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そのかわり、足元に広がる私の降らせた花畑と共に会いたかった人や見送った子たちとまた会えたら良いなぁ。
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そんな事を想う、夏の終わりでした。

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